レッスンを受講して。

受講前、「今年は、身体にいいことをしたい。」そんな軽い気持ちで始めました。
ハイヒールウォーキングを体験、カーツ式トレーニングも体験、スポーツジムも体験、いろいろ体験しました。
そのなかで、ハイヒールウォーキングに決めたのは、先生が、素敵。
自分もいつか、先生の年齢になるときに、こんな素敵な女性でいられる可能性があるのかもしれない。女性は、年齢にいいわけしないで、素敵に年齢を重ねていいのだ。と、思いました。

また、いろいろなジム、運動は、「その時」は、いいけれど、「実用的でないな」とも思いました。その点、ハイヒールウォーキングを習っておくのは、パーティーの多い私には、実生活で生かせる習い事でした。
それまで、３センチヒールでも「ヒールをはいているわ」と思っていた私が、ハイヒールが作り出す、脚の形の美しさに、びっくりしたのもあります。
足首が細くなり、ふくらはぎの形がやわらかく上に持って行き、やせていないけれども脚が細く、長く見える・・・「ハイヒールを履いている脚って美しい」そう、思いました。

でも、反面、「ハイヒールは脚が痛くなる」「脚にたこ、まめが出来る」「外反母趾」など、ハイヒールに対する悪い噂も友達から聞いていたので、少し怖かったのも覚えています。
しかし、レッスン１回目、そろった生徒さんはみなさんびっくりするようなハイヒール・・・私だけ３センチ。
「こんなにハイヒールって一般的なの？」　基本の立つレッスン、普段の歩き方のビデオとり。「え？私、こんな変な歩き方。私、綺麗に立つこともできない。」「綺麗に立つ、こんなに筋肉使うんだ」

２回目以降は、脚のマッサージ、軽い筋トレ、ストレッチを習います。これが、気持ちいい。脚の指が縮こまっていたのでしょうね。丁寧に脚の指をほぐして行きます。
綺麗な立ち方、歩き方に不可欠なのは「腹筋」。でも、マッチョになる必要はありません。インナーマッスルを鍛えていくようです。内股の筋肉も鍛えます。
O脚で悩んでる人はここの筋肉がおちているのだと思います。先生は終始笑顔ですすめていかれますが、すごく自分には筋肉がないことを実感しました。

３回目以降は、全身のゆがみをとるレッスン。ハイヒールを履く、ということは　全身で歩くことなのだとだんだんわかってきました。
レッスンで習ったことは、次回には出来るようになっているのが前提で次に進みますから、家に帰ってから毎日脚のストレッチ全身のストレッチをやり続けました。２週間後に、また皆さんとレッスンすれば、毎日気をつけて生活していた人としていなかった人が素人でも見てわかりますから、先生方からみたらもっとわかったことと思います。
２週間に１回ですから、あっという間に次のステップにきます。毎日毎日　「ハイヒールを履くなんて、簡単なことだと思っていたのに。。。。」と自分の甘さに叱咤激励してがんばりました。

レッスンも終盤になっていくと、脚だけでなく、上半身の姿勢について習います。ここまでくるともう、猫背ではいられません。胸を張って上半身のトライアングルを決めて、歩くようになってきます。私が、自分に負けそうになるときもありました。
私は鎖骨を骨折しているので、どうしてもそれはできません・・・。脚の膝の靭帯を損傷しているので、そこまで膝は伸びません・・・。いいわけならたくさんあります。逃げるのは簡単です。でも、毎回　先生に笑顔で「私もできるのだから」といわれるといいわけはできません。
あきらめずにストレッチを続けていくうちに身体に変化が現れました。
曲がっていた肩が人並みに。
脚まで届かなかった手が柔軟で届くように。
靴の中で曲がっていた脚の指がまっすぐに。
ハイヒールをはかなくても角質化していた足の裏が子供のようにやわらかく（今では角質を擦り取る必要はほとんどありません）足の指が開いたり閉じたりできるようになった。
おしりから、ふとももにかけてくびれがなかったのに、おしりと脚に境目が。
脚のむくみがとれて２３センチか２３．５センチだった脚が２１，５か２２センチに。
おしりが女性らしく丸みを帯びておなかはぺったんこに。
３センチヒールしかはけなかったのに今では、７，８センチヒールが楽にはける。

すぐに、思いつくだけでもこれだけはあります。
他人から言われるのは　「優雅になった」　です。

最後に、自分の内面ですが、姿勢をよく背筋をシャンとして前を向いて胸をはって歩いていて、くよくよしたこと、ネガティブなことは浮かんでこない。ということです。
いくつになっても、自分に訓練すれば身体はこたえてくれる。
始めるのに　遅い　ということはないのだと、思えることはとても嬉しいです。

・　立ち姿勢がきれいになった
・　O脚が治った
・　猫背が治り、肩が開いた
・　歩き方がキレイになった
・　代謝がよくなり、冷え性がなくなった
・　腰の痛みがなくなった

自分の歩く時のくせが分かりました。
歩くことに自信が持てるようになったので、これから色々な場面で楽しみたいと思います。

・正しい姿勢が壁立ちによりわかった
・ビデオにより、現在の自分の歩き方、直すべき点が明らかになった
・歩く時に腹筋が必要だとわかった